ワラタ waratah
Posted on 日曜日, 9月 26th, 2010 at 11:34 PM
今日のレッスンに使ったお花です。
ワラタ(テロペア):ヤマモガシ科テロペア属
オーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ州の州花で
『赤い花の木』という意味をもつお花です。
ワラタには
こんなアボリジニの伝説 があるんですよっ。
『昔、ワミリという名の狩りの名人がいました。
ワミリは部族の仲間のために狩りをし
獲物をみんなに分けてあげていました。
ワミリ自身は、肉よりもワラタの花の蜜が大好きで、
狩りに出ないときはいつもワラタの蜜を採取して過ごしていました。
当時、ワラタの花はごくありふれた小さな花でした。
ある日、狩りの途中
ワミリは不運にも落雷に遭い盲目になってしまいます。
狩りが出来なくなったばかりでなく
大好きなワラタの花を見つけることも出来なくなってしまいました。
ワラタの花はあまりにありふれていて
他の花々と区別することが出来ないのです。
他の花々の中には毒があるものや、蟻に覆われたものもありました。
そんなワミリを哀れに思った妻のクリタが
ブッシュに住む小さな精霊クィニーに助けを求めに行きます。
精霊クィニーは
盲目のワミリにも区別がつくように
ワラタの花を大きく独特の形に変えたのです。
それ以来ワミリは触っただけでワラタの花がわかるようになり
以前のようにワラタの花の蜜を楽しめるようになりました。
今でもワラタの花はブッシュのなかでひときわ目立っています。
精霊クィニーがつくったときの姿のままで咲いているんだそうです☆』
さてさて。。。
秋色アレンジの中で
ワラタがどのようにアレンジされたか
明日をお楽しみにぃ〜〜〜〜♪♪♪