Words [ 本 ]

「小吉」ぐらいがちょうどいい!?

Posted on 月曜日, 1月 2nd, 2023 at 5:54 PM


 穏やかなお正月です。

 東京は今日も晴天
 暖かくて助かります。

 今日は、、、
 近所の氏神様へ初詣に伺ってきました。

 お詣りのあと
 おみくじをいただくと、、
 

 「小吉」でした。

 小吉ぐらいがちょうどいい!
 

 欲張らずに
 小さな幸せに気づける毎日を送ろう
 と、思いました。

 昨年末に買っておいた本が
 いろいろあるので

 落ち着いて読んでいます♡

 読みたい本があるのはしあわせなことですね。
 あっ
 早速、小さな幸せに気づいた!

 山本文緒さんの最後の作品
 「無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記」

 「闘病記」ですが(ご本人は「逃病記」であると述べています)
 

 作家の目で時にシニカルに
 時にユーモアを交えて
 日々のことを淡々と綴られているのです。

 読み進めるこちらが
 感情移入してしまい
 胸がきゅーっとつまりました。

 作家さんは
 作品が生き続けるので

 これから先も山本文緒さんは生き続けているのだと思います。

 と言う訳で、、
 山本さんの作品の読んでいないもの
 ポチろうと思います。

花器をリユース♡大切にしてくださって、、、

Posted on 火曜日, 12月 13th, 2022 at 6:17 PM


 先日、、、

 森の薫りのリースを作りにいらしてくださった
 Nさん

 年末、お家改造計画中で
 クリスマスのアレンジや小物たちをたくさんお買い上げいただきました。

 以前にお作りしたプリザーブドフラワーの
 アレンジのお花が
 少しくたびれてしまったので

 「花器リユースして
 新しいアレンジを作っていただいてもいいですか?」
 と
 おっしゃって

 懐かしい花器を持っていらっしゃいました。

 花器を大切にしてくださってありがとうございます。

 お花が新しくなると
 花器もまた新鮮に見えるのですね。

 お花は、、、
 くすみ系のピンク色とゴールドを使ってほしい
 と、言うリクエストで

 Nさんの可愛らしい雰囲気をイメージしました。

 ネイビーのベルベットのリボンが
 アクセントになっています。

 新しい年を清々しいキモチで迎えられますように
 お家の模様替え
 楽しんで進めてくださいね♡

 お手伝いできて嬉しかったです( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎
 また何かございましたら、、、
 いつでもお声がけくださーい。

 さてさて、、、
 私のお楽しみの「読書」


 今度はこちらの本を用意しました。

 引き続き
 ハマり中の窪美澄さん『水やりはいつも深夜だけど』
 と
 辻村深月さん『傲慢と善良』

 どんなお話しかな?!

 知らない世界にふれて
 風景や人物を想像する

 自由に楽しめるのがいいのですよ。

 心のデトックスなのです。

 
 

雨の日☆読書の薦め

Posted on 月曜日, 10月 17th, 2022 at 6:36 PM


 雨の月曜日です。

 外はどんより重い空気ですが
 家の中はいつものんびり空気が流れてます。

 こんな日は読書が捗ります。

 今回はこの2冊!
 

 窪美澄さんの作品
 『やめるときも すこやかなるときも』と『トリニティ』
 

 直木賞を受賞した『夜に星を放つ』を初めて読んで
 魅力的な作品でしたので
 すぐ直後に
 『ふがいない僕は空を見た』を購入したのです。

 デリケートな問題を扱った物語ですが
 とても繊細で
 面白かったのです。

 『夜に星を放つ』よりも好みでした♡

 そして引き続き
 窪さんの作品を選んだのです。

 窪さんの小説って
 映画化されたり、テレビドラマ化されたりしていたのですね。

 今まで
 なぜ?出逢わなかったのかと??
 不思議に思いますが

 出会うことができたので
 よかったなぁ〜。と、思います。

 

『夜に星を放つ』☆ほのかな灯りが見える優しい物語

Posted on 金曜日, 9月 16th, 2022 at 6:14 PM


 窪美澄さんの本を初めて読みました。

 直木賞受賞作の『夜に星を放つ』

 コロナ禍のなんとなく気落ちした毎日に
 光が射すような
 ほのかな灯りが見えるような
 優しい物語でした。

 短編の5つの物語は
 星がモチーフとして描かれています。

 なにかしら欠落した人たち
 登場人物で
 切ないお話しなのですが、、、
 

 悲しいだけでなく
 希望も見いだせるようなお話しなのです。

 最後のお話し
 「星の随(まにま)に」が印象に残りました。

 父の再婚相手との微妙な溝に
 取り残された感じの小学4年生の男の子が健気で
 胸が締め付けられました。

 物語の続きは
 明るい未来でありますように、、、
 

 ベットの中で
 ひとつひとつの物語を噛み締めました。

 と言う訳で、、
 この作家(窪美澄さん)の別の本も読んでみたくなって

 『ふがいない僕は空を見た』をポチりました。

 これもまた『空」ですね!

 秋の夜のお楽しみ♡
 読者はやめられない。

 

秋の夜長に、、、☆

Posted on 火曜日, 9月 6th, 2022 at 6:13 PM


 「次の本は、、、この2冊!」(8/28のブログ)で
 紹介した本の中1冊

 『告知』久坂部羊著 (幻冬舍文庫)
 読み終わりました。


 在宅医療専門クリニック看護師の“わたし”と
 新米医師、院長らが
 患者本人、その家族とともに
 病とその終焉に向き合う6つの物語で

 医師の作家が書いた
 ほぼノンフィクションなのだそうです。

 医療ドラマのような
 「わたし失敗しないので!」(←このひと好きですけれど♡)
 とはいかない

 現実の姿が
 淡々と描かれてます。

 死後に行う処置(エンゼルケア)の場面など
 その場に匂いまで
 感じられるように鮮明です。

 在宅医療の大変さを知ることができました。

 患者になるのか?
 患者の家族になるのか?
 誰にもなりうることで
 人ごととは言えません。
 だから
 身につまされるのですね。


 写真は、、、
 昨日に引き続き

 
 アーティフィシャルフラワーの秋のアレンジ(投げ入れ)です。

 お花を眺めつつ
 秋の夜長を楽しむ読書!
 

 次は
 『夜に星を放つ』 窪美澄著 (文藝春秋)です☆

 どんな物語かな?!
 楽しみですよ。