Words [ 読書 ]

橙書店にて☆小さな街の本屋さん

Posted on 水曜日, 10月 6th, 2021 at 6:15 PM


 「橙書店にて」田尻久子著(晶文社)
 

 「いい本なので読んでみて!」と
 友人から頂きました。

 熊本の路地裏にある「橙書店」
 本屋であり、喫茶店であり、ギャラリーでもある。
 ちいさな店に集うお客さんと店主(作者)との日々のことだったり

 そこに並ぶ本のことをだったり

 詩人、作家、絵描き、写真家、歌う人、
 個性豊かな登場人物との折々のことを綴った
 エッセイなのです。

 小さな本屋さんに
 谷川俊太郎さん村上春樹さんも訪れたりするのです。

 白玉ちゃんと言う名の猫のお話しも好きでした♡

 この本、、、
 サラッと読めそうだと思い
 読みはじめたのですが

 なんだか
 馴染まず、、、なんなんでしょうか?
 読み進めるのに難儀しました。

 ちょくちょく
 別の本に浮気したりしながら

 でも、、挫折するのも嫌で
 「よし!腰を据えて読むぞ!」と改めて向き合うと

 今度はするすると読めるのです。

 飾り気の無い
 感性豊かで穏やかなお人柄の店主さん(作者)と
 そこへ集まる素敵な人たちの雰囲気が

 ずんずん伝わってくるのです。

 オレンジ(橙)の香りが
 ふわっと漂ってくるようなエッセイでした。

 友人がお奨めしてくれた本ですし
 スキ
 キライ
 何かしら
 この本のお話しができるように

 ちゃんと読まなくちゃ!
 と、読みはじめましたが

 自分では手に取らなかっただろう
 本に出会えて
 嬉しかったです。

 
 

秋の夜長☆雑食系読書はいかがですか?

Posted on 火曜日, 9月 21st, 2021 at 6:10 PM


 昨日のブログは、、、
 

 食欲の秋!
 美味しいおやつのご紹介でした。

 本日は、、、
 脳のおやつ!

 秋の夜長に楽しむ読書のお話し。

 って、、
 大袈裟なものじゃないのですが

 本屋さんで気まぐれに手に取った本を
 脈絡なく楽しんでます。

 新しいものも
 古いものも(過去に読んだものをまた買ってしまったり!?)
 小説もエッセイも
 本当にいろいろ。
 やっぱり、小説が多めですかね。

 今、読んでいるのは


 こちらの2冊です。

 宮本輝さんの「錦秋」原田マハさんの「旅屋おかえり」

 おふた方とも
 達者な書き手さんですからね。
 面白いに違いない!

 宮本輝さんは「流転の海」シリーズを
 完結の「野の春」9部まで
 あれよあれとと読み終え

 名残惜しい気持ちになると言う
 貴重な体験をしました。

 「錦秋」の題名が秋にぴったりで
 美しい言葉の数々を楽しみたいです。

 原田マハさんは
 お友達にお奨めしていただいて
 手にした作家さんで
 最初の1冊「楽園のカンヴァス」がとても面白くて
 美術小説?
 次々に楽しみました。

 「旅屋おかえり」
 ちょっと違う雰囲気ですが、、、

 秋に旅のお話しはきっと似合うと思いまして。

 目をしょぼしょぼさせながら
 読んでいます。

 脳のおやつ
 読書の秋です☆☆☆