Words [ 本 ]

江戸人情捕物話でお腹が空く!

Posted on 土曜日, 4月 23rd, 2022 at 6:41 PM


 久しぶりに読み返した、、、
 宮部みゆきさん「火車」

 結末がわかった上で読んでもおもしろかった!

 続けて
 同じ作者のまったく違う作品を読みたくなって

 ポチったのが
 「<完本>初ものがたり」です。

 江戸の下町で起こる難事件に立ち向かう岡っ引き
 茂七親分のお話し。

 人情捕物帖に手をだしてしまいました。

 稲荷寿司の屋台
 季節の「初もの」、、鰹、白魚、蕪、柿など
 初もの好きの江戸の人たちが喜ぶような
 江戸グルメが
 物語に織り込まれていて

 読んでいるとお腹が空いてくるのです。

 「初物を食べると75日長生きする」とか
 「女房を質に入れても初鰹」という言葉をお聞きになられた事はありますか?

 最初のは、、まあいいとして
 ふたつめは
 今の時代なら大問題になりそうですね。
 

 おおらかな時代のミーハー気質の江戸っ子ですから、、
 

 読書先輩のお薦めの本や
 本屋大賞受賞作品や
 読みたい本が目白押しで

 GWはお家でゆっくり楽しみたいです♡




 母の日のお申し込み
 ありがとうございます( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎

 ガラスのケースを使ったアレンジメントが人気です。

 ホコリも付きませんし
 飾りやすいですし

 お花いっぱいで華やかですし!!!

 私もお気に入りです♡♡♡

本屋大賞☆

Posted on 月曜日, 4月 4th, 2022 at 2:57 PM


 
 このパンチのある強烈な装丁!

 
 西加奈子さんの「夜が明ける」
 ためらいながら手に取りました。

 
 今
 まさに読んでいる途中です。

 
 普通の家庭で育った「俺」と
 母親にネグレクトされていた吃音のアキの
 思春期から33歳までの
 友情のお話しです。

 
 と
 書いてしまうと、、、
 軽い感じになってしまいますが

 
 厳しい社会の中でもがきながら暮らす様子が
 重く、痛く、
 読み進むのが辛くなります。

 
 これ!ノンフィクション!?と思うようなリアリティなのです。

 
 「夜が明ける」という題名なのと
 帯に書かれているように
 読み終わった時に「希望」に近い何かがあった
 と、あるので

 
 読み進めていきたいです。

 

 今年も「本屋大賞」が6日に発表されます。
 

 
 いろいろ有名な賞がありますが
 本屋大賞の本は
 外れなくおもしろいと思います。

 
 「全国の書店員さんが選んだいちばん売りたい本」と言う趣旨で

 
 信頼できます。

 
 2022年本屋大賞ノミネート10作の中に
 「夜が明ける」も入っているんですよ。
 自分で手に取った本なので
 応援したくなりますね☆

 他のノミネート作品にも
 読んでみたい本がありました。

 

Fool On The Hill ☆丘の上の賢人 旅屋おかえり

Posted on 月曜日, 2月 28th, 2022 at 5:34 PM


 2月おしまいの日は、、、

 ポカポカ
 春のような日になりました。

 あっという間の2月!
 健やかにお過ごしになりましたか。。。

 2月のレッスンでは
 香りのお花を楽しんでいただきました♡

 華やかな香り
 スパイシーな香り
 甘い香り
 

 お好きな香りの花と出会えましたしょうか、、、♡♡♡

 私は、、、
 石川県オリジナル品種のエアリーフローラの八重咲きフリージア
 エアリーシルクの香りにうっとり
 金木犀に似た上品な甘い香りがとても気に入りました。

 そう言えば
 フリージアの香りの香水
 いろいろありますよね。

 ジョーマローンの香水「イングリッシュペアー&フリージア」は有名ですね。

 サンタマリアノヴェッラ、ディオール、フェラガモ、クロエ、などにも
 たくさん使用されています。

 今日の写真は、、、
 最近読んだ本、これから読む本です。

 年明けから
 小川洋子さん、山本文緒さん
 丁寧にゆっくり読み進める話しを読んでいたので
 

 ちょっと休憩!
 サラッと優しく読める本をと思いまして
 

 原田マハさんの「丘の上の賢人 旅屋おかえり」
 読みはじめ
 すぐに読み終わりました☆

 以前に読んだ「旅屋おかえり」が愉しかったので
 その続編と言うので手に取りました。

 可愛いおかえりちゃんにまた会えて嬉しかったです。

 旅する北海道の美味しいものがでてくるので
 お腹が空くお話しでもありましたよ。

 これから読む、、、一條次郎さんは
 実はお初の作家さんです。

 そう、ジャケ買いです。(ヤサグレ顔の猫です!)

 どうやら
 荒唐無稽、支離滅裂なお話しらしいのですが

 ハマれるかな?
 楽しみです。

おみくじは、、、小吉!

Posted on 月曜日, 1月 3rd, 2022 at 8:15 PM


 のんびり過ごす三が日です。

 食べて
 少し飲んで

 テレビ観たり、本読んだり、

 ぐだぐだ

 これも幸せなお正月の過ごし方でしょうか。

 氏神様へお詣りへ行って
 ひいたおみくじは
 「小吉!」

 控えめで好い感じです。


 明日あたりから
 日常に戻られる方もいらっしゃると思いますが、、、

 私はもうしばらくお休みさせていただきます。
 (10日までお休みいただきます)

 しっかり英気を養って
 生き生きお仕事できるように!
 やるべきことをやれるように!
 元気の貯金をしておきます。


 

 お正月のお供に選んだ本は、、、
 

 原田マハさんの短編集を用意しました。

 ずーっと読まずにきましたが、、、
 お友達にお奨めしていただいて
 読んでみたら
 よくてね♡

 すっかりハマって読んでます。

 読みやすく
 美しい言葉でデトックス効果が抜群です。

 841さーん♡♡♡
 今年もおもしろい読み物教えてくださいねっ。

 
 

「あちらにいる鬼」

Posted on 木曜日, 12月 16th, 2021 at 6:14 PM


 瀬戸内寂聴さんがお亡くなりになって、、、

 なにか1冊読んでみようかな?!
 と、思い

 選んだ本です。

 井上荒野さん「あちらにいる鬼」


 寂聴さんの著作でないもの選んでしまいました。

 出家する前は恋多き女性だったことは有名な話しですよね。

 この小説は
 寂聴さん作者の父である井上光晴さん(作家)と作者の母
 三角関係を描いた話しなのです。

 他人には理解し難い話しですが

 そこには
 魅力的な寂聴さんが瑞々しい姿で確かに居る!と、感じられました。

 どうしようもない嘘つきな男(光晴さん)なのですが
 魅力のある方だったのでしょうね〜。

 愛は一筋縄にはいかないものなのですね。

 その娘である作者が描き
 

 その本の帯をモデルである本人(寂聴さん)が書いているのですから、、、

 小説家とは
 業が深いものです。

 

 さぁ
 次は何を読もうかなぁ?

 1冊の本をきっかけに
 いろいろな世界や心模様に踏み込んでいくような
 想像が広がっていくような
 そんな感覚が愉しいのです☆☆☆